8. 相手を理解して初めて自分が見える

社会の縮図とか社会の最小単位と
言われる家族。

その家族も今ではいろいろな
スタイルがあります。

人間にはそれこそ1億人に1億通り
の個性があると思いますから、

その1人1人持ち合わせる個性に
あうような、家庭にあうような
スタイルがあればいいのではないか
と思います。

私自身は、農耕民族の日本人が昔
からつくってきた、「家族」の形態。

そこに「嫁姑」という女性が二人いる
ことでなぜか問題扱いされてきたこと
に非常に関心を持っていました。

だから、あえて「同居」という選択肢
が入ってきたとき同居したのです。

結果、今から考えると、私は私なりの
考え方で義両親と同居し、いろいろな
ことがあって良かったと思っています。

また、いろいろあったけれど、義母に
感謝しています。

でも、数年前までは感謝どころか、
大嫌いで、顔も見たくない、できれば
避けて通りたい、「目の上のたん瘤」
のような存在に思えました。

それが、たった数年で、ここまで
変わってきたのです。

これは私が家の中ではなく、家の外
に学びを求め、「このままではだめだ」
という思いから、様々な学びを取り入れ
実践してきたことが変化の要因です。

じゃあ、何をどう変えたのか?

それをこの10回シリーズの
「家族スタイルコミュニケーション」で
お伝えしているところなのです。

私が3年前から学んでいる世界No.1コーチ
と言われるアンソニーロビンズのメソッド。

これは、最速で結果を出すために彼が使う
最高のメソッドなのですが、ひとえに
「相手の世界の理解と敬意」
なんですね。

相手の世界観を把握するため、理解する
ためのツールやメソッドがとにかく沢山
あるので、あれやこれやと使い、相手を
理解することからスタートするのです。

コーチングって

「自分の中のこたえを引き出す」

と言いますが、引き出すコーチ側に
ポイントがあります。

コーチがいかにクライアントを理解し、
その世界観を把握した上で、敬意を払い
最適の質問をすることで、クライアント
本人から必要な答えが出てきます。

その相手の世界観の理解、相手への
敬意を払うということは、普段から
やっているわけではなく、なかなか
実践は難しいものです。

でも、私自身も3年ほど色々な実践を
する中で、家族とのかかわり、義母と、
義父と、夫と、義姉さんたちと、
そして子供たち、嫌でも接する人たち
とのなかで試し実践してきました。

そして使える!と思うものが沢山ある
のですが、ここでお伝えできるのが

「タイプ分け」

の手法です。
人間をいくつかのタイプに分けて判断
するというのは、そんなに簡単に
タイプに分ける事なんてできない!
とおっしゃるかもしれません。

でも、私が普段使うようになった
「タイプ分け」
は人間の頭、心、体に対応するタイプ。

それともう一つ男性性女性性の性を
表すエネルギーという4種類のタイプ
を使い分けながら、初めて会う相手も
だいたい見分けるようにしていきます。

そして、この3年間、1000人を超える
人々と話をしてきて

「このタイプ分け使える」

と思い、自分の家族にも使ってきました。
ここは前回もお話ししましたので省略
いたしますね。

タイプ分けについてですが、
頭に相当する、「思考のタイプ」が
4タイプ
心に相当する、「感情のタイプ」が
4タイプ
体に相当する、「感覚のタイプ」が
3タイプ
男性性女性性の「エネルギータイプ」
が2タイプ

合計すると掛け算で96タイプになる
のです。

96タイプに分けられるうちの1つと
いうと結構正しく特定できそうな気が
しませんか?

その4種類のうちで、私が最もよく
使うのが、
「感情のタイプ」4タイプです。


このタイプ分けについては次回乞うご期待!

この記事を書いた人

selfup-life-staff