6. 成長の5つのステップ
嫁姑問題と言われるくらい、嫁姑の
人間関係は構築が難しいといわれて
久しいです。
私の母と父方の祖母との嫁姑関係も
うまくいっていなかったので、私は
子供ながらに、それを見ていて、
「私だったら解決できるはず」
と思っていたことを思い出します。
そのために同居してみた、というのが
本当のところかもしれません。
それで思うのは、嫁姑問題といわれ
ますが、コミュニケーションの方法が
よくわかっていないというところから
来る問題の一つだと思います。
ただ、どこの家庭でも見られるのと、
なかなかこじれるだけでうまく解決
しないのと、安らぎを求めたい家の
中の問題なので、ストレスが倍増する
という特殊な環境ということで、
「誰にとっても苦痛」
に見られやすいように思います。
でも、よく考えてみて下さい。人間は
1人で生きることはできません。人間は
1人で生まれてはきますが、必ず母親を
通して生まれます。
そしてはぐくんでくれる人がいて、環境
があります。家庭だったり学校だったり
ですね。
だからどこでも人間関係があるのですが、
家族という単位が社会の中で一番小さい
集団の単位なのではないかと思います。
だから、家族が一番身近で、気兼ねしない
信頼できる人たちであり、気兼ねしない、
信頼できる環境であったら幸せですよね。
そのためにとても必要だと思うのは、
「自分自身を愛すること」
だと思います。
最近「自己肯定感」という言葉を耳に
することが多いように思います。
自分を愛することがなかなかできない、
またはどうやって愛したらいいかが
わからない、そのために自分を肯定
できない人が増えているように思います。
両親からも教えてもらえない、学校でも
教えてもらえない心の問題で、だから
といって勝手に芽生えるものかというと
そうでもない。
それで私も宗教の門をたたいたりした
事もあります。哲学も本で学んでみたり
しました。
私は、探しに探して、本を読み、本から
セミナーをしている人を探し、日本で
セミナーを受けられないか探しました。
本だけの知識では、どうしても制限が
あります。セミナーを受けて、生きた
実践の中だったり、講師の息遣いもみる
ことができて、セミナー後に直接質問
をする機会があると思いますが、そういう
「直接聞ける」
というのは本にはない醍醐味であり、
本当はそういうところに自分の問題解決
の鍵が隠れていると思います。
私は、自分の中に問題を抱えていると
わかっていても、解決方法がわからな
かったのですが、心理学を学べたことと
コーチングのスキルを学んだことが直接
自分の問題解決になったと思います。
そして私の場合の問題はコミュニケーション
が円滑にいかないという問題であり、
この問題は人間が生きていくうえでどこに
でもある問題だと気づきました。
そして、私は、社会の最小単位である、
家族についての問題が解決できることに
焦点を充てるようになりました。
家族の問題は難しいし、その難しさは
クライアントが地方大会なら家族は
全国大会の決勝戦だからね!
とコーチからも言われましたが、私は
義母との問題も義父との問題も、
両親との問題も妹ととの問題も、
するすると解決していき、今では、
自分以外の問題解決をするまでに
なりました。
それにはやはりステップがあります。
【ステップ1】
自分の痛みを理解する。
やはり問題はあります。自分に痛みが
あったとしたら、何事もうまくいきません。
自分を愛するにも、痛みがあると愛せない
と思います。
【ステップ2】
そして自分の痛みを理解し除去する。
コーチング、カウンセリング、セラピー
など手法はいろいろあります。
痛みから解放されましょう。
【ステップ3】
自分の中に軸を作る。
自分を愛するということと、人間は1人
で生きられないので、どうしても人間
同士が一緒に居るためには人間関係の
構築が必要になります。
そのためにも自分の中に軸を持つことが
大切だと思います。
【ステップ4】
自分の軸をもって、自分の人生は自分が
支配し責任を持つと理解する。
環境と周囲をも理解する。
自分のいる環境と人を自分の軸から
判断していきます。
【ステップ5】
自分の願望をしっかり見据えると同時に
現状を分析する。そこにギャップが
見えてきたらそのギャップを無くす
方法を見つける。
自分の人生に責任を持つ!
私がビジネスを学び始めたころ、周囲
の方々によく言われた言葉です。
今考えると全然わかっていなかった。
でもこの「自分の人生に責任を持つ」
ということができれば、自分を愛する
事もできるし、他人を愛することも
できると思います。
そうなると、人間関係は苦痛では
なくなっていきますし、環境は自然と
自分が思うような環境になります。
この5ステップは基本になると思います。
是非参考にしていただければ嬉しいです。