嫁姑克服女子の天砂美佳(あまさみか)
です。

今回はVAKということについてお話し
していきたいと思います。

私がNLPを学んで、なるほど~と思った
一つですが、NLPはもともとアメリカで
成果を上げていたカウンセラー、
セラピストのやり方を徹底的に調査して
できたものです。

いわゆるモデリングですね。実はNLP
の成り立ちも「モデリング」だったわけ
なのです。

その中で、人間の感覚、五感について
非常に大切なものとしてとらえられて
いるのですが、
VはVisual、つまり視覚
AはAuditory、つまり聴覚
KはKinestic、つまり体感覚
というようにとらえられています。

ここで問題があります。
人間の感覚って五感って言われますね?
じゃあ何で3つなのだろう。

それについては視覚と聴覚は外界からの
情報を集める感覚として全体の30%ずつ
くらいになっているといわれています。

そして残りの感覚である
味覚
嗅覚
触覚
の3つについては全体の10%ずつくらい
だといわれています。

ただ、味覚などは、赤ちゃんでいうなら、
視覚より味覚の方が外界からの情報を
感じるという意味では多いので、成長と
ともに変わっていくということはあります。

でも、成人するころにはだいたい
視覚30%
聴覚30%
味覚10%
嗅覚10%
触覚10%
ということになり、味覚、嗅覚、触覚に
ついてはあわせて30%ということにして
全体のバランスをとったほうがわかり易い
ということのようです。

そして、この感覚というのは常に外からの
情報に対する自分側の受信の伝達方法と
捉えると良いと思います。

なので、感覚の中でも、
視覚が強い人
聴覚が強い人
体感覚が強い人
というように、ちょっとずつ個体差で
ばらつきがあります。

これはちょうど左利きと右利きという
ように、右手を使う方が力が入る、
右手の方が力が入りやすいし、使い
易いので、ついつい右手を使うので、
右手の方が使い勝手が良い、というよう
なことと同じです。

左利きの人は左の方が力が入るけれど、
お箸は右手で使うように言われて、
意図的に練習したので、右手で使って
いるけれど、左の方が力が入りやすい
ということもあると思います。

これと同じで、
視覚が強い人がいて、こういう人は
図形や絵で示されると内容を理解
しやすい傾向にあります。

また、聴覚が強い人は、音や話している
言葉を聞くのが得意で、学校の授業など
言葉での説明を聞いて理解するのが得意
な傾向があります。

また体感覚が強い人は、体を使うこと、
踊ったり、スポーツをしたりということ
が大好きで、しゃべるときもついつい
身振り手振りが大きくなる傾向があります。

そういう傾向があることを知ると、何が
良いかというと、その人に対して、
伝えるとき、相手に伝わりやすい方法が
あり、それぞれ違ってくるということ
なんです。

私はある日、数人でミーティングを
していました。たわいもない話だった
のですが、ミーティングなので、皆
しゃべって内容を伝えていました。

でも、そのうちの一人が怪訝そうな顔を
していたので、私が彼女に
「わかる?」
と聞くと
「え~全然わからない」
と言っていました。

それで、私が図をかいて、その時
話していた内容を図を示して
「ここを決めているんだけどわかる?」
と聞いたら
「あ、それならめっちゃわかる!」
と言っていました。

彼女は視覚タイプだったのですが、
ミーティングが聴覚タイプに有利なので
意味が分からなかったようです。

同じ内容を図に示すだけで視覚タイプの
人にもわかりやすくなるのだとその時
理解しました。

体感覚が強い人も、体感覚が強いと
いうだけで、視覚や聴覚ももちろん
持っているので理解できないというわけ
ではないですよ。
体感覚の人の特徴というのはあるのです。

そうしないと相手は自分と違うタイプ
ならば伝える手段を変えないとまったく
理解できないということが起こります。

学校の授業で先生が聴覚タイプだと
聴覚タイプの生徒の成績が伸びる傾向
があります。

視覚タイプの先生には視覚タイプの
生徒の成績が伸びる傾向があります。

先生のVAKタイプが自分に合っているか
で成績が変わるのです。これは理解
しやすい説明方法かどうか、ということ
にかかわってくるそうなのです。

それって不公平!
って思いますが、日本の教育現場は
その傾向がまだまだ続いていますね。

あなたはぜひぜひ賢くVAKのタイプを
理解し、使いこなせるようになって
欲しいと思います。

嫁姑克服
嫁姑克服 VAK


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